【ユキイロサイン】紹介・感想
目次
作品概要
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作品名 |
ユキイロサイン(ユキイロサイン) |
ブランド |
WonderFool(Wonder Fool -ワンダーフール- Official Web Site ) |
シナリオ |
冬野どんぶく |
原画 |
うみこ |
音楽 |
Felion Sounds |
OP |
体験版 |
あらすじ
雪降る田舎町の学園が舞台。
町の幼馴染の主人公・ヒロインらに加え、
ロシアからの留学生と転校生を交えた日常を描いた学園生活もの。
田舎町らしい調和性を織り込んだ学園での生活を描いた作品です。
以下公式サイトあらすじより
日本有数の豪雪地域にして日本有数の
低い人口密度を誇る南逢瀬町。数十年ぶりの早い降雪に、何かが変わる予感がした。
だけど、本当に変わって欲しいのかは、本人にも分からない。今年もあと2か月程度に迫った冬。
羽染宗冬の日常は、友人たちと共にあった。ぶっきらぼうで、物静かで、わりとおっかないけど、
根は優しい幼馴染み、勿来美玖。ロシアからやって来た臆病なお調子者留学生、
スヴェトラーナ・グルチェンコ(愛称:スヴェ)。都会から転校してきた、
完璧に忘れ去られていた元幼馴染み高萩香子。最もよき理解者で、最も近しい幼馴染み、薄広中。
これは日常という名の奇跡に彩られた、
決して長くはない時間の、
決して軽くはない時間の物語。これからとこれまでのためのひと冬。
ただ1つの季節を巡る日々の物語。
登場人物
勿来 美玖
主人公の幼馴染。
見た目はクールキャラぽいですが、割とノリノリでスヴェにツッコミ入れたりとギャップ差もある性格です。
あと面倒見もいいです。スヴェの保護者です。美玖+スヴェコンビが尊いのでプレイして体感しましょう。
CVは猫村ゆき。猫村ゆきってこんな低めの声出るんだなと思いました。
↑こんな感じの一面があったり
スヴェトラーナ・グルチェンコ
ロシアからの留学生。
臆病な性格。でも慣れると調子に乗って、美玖にお説教をくらうという絵に描いたようなお調子者です。
本作で笑いを起こしたり、明るい雰囲気になっているのは7割はこの子のおかげといってもいいくらい明るいムードメーカーなところがポイント。
しかも色々やらかしまくるけど、イラッとさせない・不快にさせないのが凄いところ。
声優の北大路ゆきさんの可愛い声がキャラの性格や行動に合っててとてもすこでした。
高萩 香子
転校生後輩ちゃん。
内気な性格で、結構ネガティブ思考をしがちな子。我々オタクが好む性格ですね。
後輩キャラのため、主人公を「先輩」と呼びます。「先輩」と呼ぶために耳が癒されるくらい声が可愛かったです。
個人的にこの子の服装がとても好きです。
制服はミニスカが短い&足綺麗で良きです。私服は大学でいそうなオシャレな感じの服装なのが好きだったりします。
評価
内容 | 評価 |
---|---|
総合評価*1 | A+ |
シナリオ | ★★★★☆ |
キャラクター | ★★★★★ |
グラフィック | ★★★★☆ |
BGM | ★★★★☆ |
主題歌(OP・挿入歌・ED) | ★★★☆☆ |
Hシーン | ★★★★☆ |
システム | ★★★★☆ |
この作品はキャラクターが非常によかったです。
攻略ヒロイン3人は三者三葉で文句なしの魅力あふれるヒロインです。
また、3人間での会話のやり取りも楽しいのもGoodでした。
攻略ヒロイン以外にも主人公の友人ポジの広中や香子の幼馴染の結もいいキャラしてました。特に結のツンデレ具合は素晴らしかったです。
登場人物が良かったこともあってか、主人公が影薄かったかなと個人的には思っています。。。
シナリオについても面白く構成されていると感じました。主人公やヒロインとの楽しい日常を堪能しつつ、各ルートでシリアス展開を設けられていました。このシリアスもいたずらにシリアスを入れるのではなく、シリアス展開を通してヒロインが向き合う姿を描いている点がポイントです。
日常パートとシリアスをうまく使い分けられていたのが良かったかなと思っています。
異能といった特殊設定無しの王道の学園ものなので、主人公らの学園生活や日常を楽しむことができることも魅了です!
CGやBGMも完成度が高く、シナリオやキャラクターの魅力と合わせて非常に作品としての完成度が高い作品だなと思っています。
自分のTwitterのTLであまり話題にされていないのが寂しいので、是非興味ある人はプレイして欲しいです><
ちなみに作画繋がりで「アオナツライン」という別作品と比較されることが多いみたいです。自分は「アオナツライン」はプレイしていないので特に触れません。
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【注意】以下本編のネタバレが含まれます。未プレイの方はブラウザバック推奨
↑スクショツールのショートカットでもスクショギリ間に合わなかった・・・
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攻略順
自由
強いていうなら美玖最後がいいかなくらいです。
感想
美玖ルート
幼馴染ゆえのすれ違いという印象のルート。
幼馴染の恋愛や友情、特に田舎町という閉鎖空間という要素を加えるといった作品の舞台を生かしたシナリオになっているように感じました。
個人的に美玖は過去に主人公に振られたのかなと思っていたのですが、付き合っていたという点は驚きました。しかも、付き合うまでの過程もなかなか・・・
他ルートで主人公が他のヒロインに結ばれる度に美玖が祝福するシーンがこのルートをプレイする前と後で全然印象変わりましたね。
美玖ルートでは主人公と美玖との関係だけではなく、主人公と広中の男の友情を描かれていました。だいたいの作品で主人公の男友達ポジは主人公をフォローする関係が多い印象ですが、主人公と正面から衝突するのは比較的珍しい印象を覚えました。美玖ルートであり、幼馴染3人のルートともいえるルートだったと思います。
おまけHシーンの展開意味不明すぎて吹きました。
いや、だって美玖でそんな展開になるなんて予想してなかったもん()
スヴェルート
天真爛漫な小動物。
様々なシーンで可愛らしい部分がありましたが、個人的に印象に残っているのは共通ルートの自転車披露前の廊下での美玖らのやりとりと香子ルートの部室で主人公と香子がキスしようとしたときにちょっかいを出すシーンの2つです。
どちらもなぜかスヴェだから許してしまうってなってしまう感じが好きでした。主人公達と同じような気持ちを体感できたかもですねw
↑推しの香子のイチャラブシーン妨害されたけど、このスヴェの顔みたら許せちゃうのは甘いでしょうか?w
香子ルートを先にプレイしていたので、スヴェの過去もそこそこシリアスだと思っていましたが、案の上でした。
この作品のよいところは、シリアスに対してヒロイン達が向き合い成長する過程が丁寧に描かれている点だと思っています。スヴェと美玖との衝突するシーンは感動しました。
作品全体的な話ですが、このルートが特に主人公の存在感薄かった印象でした。美玖との友情や町の温かい心が強すぎる故に、主人公が主人公らしさを発揮できていなかった感じですかね。途中主人公が美玖だった気がするのは自分だけでしょうか・・・(笑)
香子ルート
香子の心の弱さを描いたルート。
香子が主人公に不満をぶちまけるシーンは、人によっては香子が我儘のように感じる人もいるのかなと思います。
ただ、前に進めずに悩むこと、仲間(同じく前に進めない点で)と思ってた人に置いていかれるような孤独感。これらは学生であれば抱きがちな感情だと個人的には思ったので、我儘といったマイナス要素は感じませんでした。むしろ、悩み苦しんでいる姿が愛おしく感じましたし、美玖達が支える友情の良さを感じられた点がよかったです。
↑美玖とスヴェが支えるシーンすこでした
ちなみに、この作品を通して香子がめっちゃ好きになりました。性格や言動が可愛いんですよね、特に「先輩」と呼ぶ声が耳を心地よくさせてくれます。
この作品をプレイするきっかけがこの子が可愛いなと思ったのが一番の理由ですが、プレイして本当によかったです。
おまけHシーンの展開が美玖とは別次元でめちゃくちゃで笑いました
あんな想像をするヒロインっているんですねw
↑このHシーン、主人公をココリコ遠藤に置き換えてプレイしていました。
まとめ
幼馴染っていいね!
友情っていいね!!
恋愛っていいね!!!
是非プレイしていいねってなりましょう!!!!!!
*1:評価はS、A+、A、A-、B+、B、B-、C~で評価しています。