【美少女争奪戦】レビュー小話と感想(第4回美少女争奪戦)
記事の概要
①明日葉のレビューの作成の試行錯誤の裏側事象について
②レビューの解説
③おまけ 明日葉が印象に残ったレビューの紹介
第4回美少女争奪戦のレビュー大会に参加しました。
詳細は以下リンクを参照ください。
bishoujo-soudatsusenpoke.hatenablog.com
<目次>
レビュー対象ヒロイン
九條都(以下「みゃーこ先輩」とよびます)一択です。
一番好きなヒロイン、これ以上の理由必要でしょうか。
レビューを書く上で意識したこと
以下3点を意識しました。
①部門はポエマー賞
②一番伝えたいことを明確にする
③難しい・テクニカルな表現技法は使わない(=できないことはしない)
④オリジナリティを出しつつも、ヒロインの魅力を潰さない
②は、レビューの内容が伝わらなかったり、誤解のある解釈をされるのを避けるためです。また、伝えたいことを明確にする方が、読み手にとってわかりやすい内容になると考えました。
※普段から結論を先に書くことを意識しているので、その癖でもあります
③はできないことはしないということです。
私は文学的な文章は書けません。
そもそも文章を書くこと自体が苦手です。
中途半端に高度な文章表現へ挑戦することは、レビューの崩壊に直結するのでやりません。無理なものは無理です。自分の技量でできることだけします。
④ ③で高度なことに挑戦しないとは言いましたが、
レビューである以上、オリジナリティはある程度は必要と考えます。
特に30あるレビューからノミネートを狙うのであれば、印象に残る・残らないの工夫がないと厳しいと感じていました。
自分の技量でできる範囲でオリジナリティを出す上で、
ヒロインの魅力を潰さないように注意をするようにしました。
レビューのオリジナリティは、ヒロインの魅力をレビューするという目的の手段であり、目的とならないことを意識しました。
レビュー作成の流れ
①ヒロインの魅力を箇条書き(自由に記載、被っててもOK)
②ヒロインの魅力を分類分け・似た魅力は統合
③ ②でまとめた内容(要素)1つ1つで1行~2行の魅力を語る文章を記載
④ ③で記載した文章を結合。レビューの最初と最後で一番伝えたいことを記載。
繰り返しになりますが文章を書くのが苦手です。
魅力単位で1文ずつ文章を構築し、合体させるシンプルな方法で記載するのが一番無理なくできるかなと考えた次第です。
レビュー作成での課題
レビューを記載していく中で1点課題が生じました。
その課題内容と解決策をご紹介します。
■課題概要
王道ヒロインすぎて他正統派ヒロインとの差別化が難しい
■課題詳細
みゃーこ先輩は言わずもがな王道正統派ヒロインです。
みゃーこ先輩の魅力は、王道ヒロインが持つ要素を
ほぼ漏れなく持っている点が最大の魅力になります。
しかし、これは良くも悪くも無難とも言えます。
無難な要素のみでは、他正統派ヒロインとの差別化は図れません。
勿論みゃーこ先輩にも他正統派ヒロインにない魅力は幾つもあります。
しかし、差別化を図れる魅力はシナリオのネタバレ考慮で記載不可であったり、
レビューの200文字制限の中で文字数内で記載が難しく、読み手に伝わらない懸念があると考えました。
(例)
・節約が趣味の倹約的で庶民的生活感覚
→「お嬢様設定」、「バイトしている設定」、「月1回のファーストフード店での食事を贅沢としている」など設定の説明を加えないと魅力としての説明にならない。しかし文字数が足りない(他の魅力が書けなくなる)
単純にここで文章技術を発揮するポイントだとは思います。
ただ私が文章書くのが苦手で発想力も高くないので、
なかなかしっくりレビューを記載できなくて苦戦しました、、、
■解決策
ネックになっている王道ヒロインが持つ無難な良さ。
ならいっそこれをレビューの主題にすることにしました。
みゃーこ先輩が持つ、王道中の王道の正統派要素が好き、
自分自身が正統派ヒロインが好きという正直な気持ちをレビューに記載する方針としました。
他ヒロインとの魅力の差別化を図るのではなく、
正統派ヒロインが好き、王道の正統派ヒロインであるみゃーこ先輩が好きという
素直な気持ちをそのまま表現する方針としました。
そのため、「正統派ヒロインが何であるか」「みゃーこ先輩が持つ正統派ヒロイン要素とは」という点を整理の上で表現するということを強く意識してレビューを作成しました。
レビューの内容と解説
■レビュー画像
■解説
こういうのでいいんだよ(井之頭五郎風)。
孤独のグルメの引用。
正統派ヒロインを推すという気持ちにしっくりくる表現なので、
レビューのオリジナリティを出す目的も含めて採用した表現です。
読み手に「何がこれでいいのか」と最初に疑問に持たせ、
その解として、「正統派ヒロインがいい」という一番伝えたいことを結び付けるという構造としています。
孤独のグルメを見ている人に限られますが、井之頭五郎の表情というイメージを読み手に印象づけられる効果も期待しました。あの満足感に満ちたあの感じですw
九條都はTHE正統派ヒロイン。
後続で表現する魅力が、正統派ヒロインの良さの紹介という
レビューの指針を明示して、読み手の解釈誤りを避けるために記載。
美しい・可愛い・ロングヘア・巨乳。
お手本の高スペック容姿。笑顔は天使様。
ネットで「正統派ヒロイン」を検索した結果、
「容姿端麗」「優等生」「(黒髪)ロングヘアー」「巨乳」といった要素が正統派ヒロインの要素であると意見が多かったので参考にしました。
容姿面ではみゃーこ先輩の「笑顔」はどうしても語りたかったので、
文字数の都合で短いですが、ありのままを語りを追加しています。
※「天使様」はアニメ「お隣の天使様」がイメージ通りだったのでそのまま採用
本当はバイト中のメイド姿や浴室でのポニーテールで見せるうなじの美しさを語るのがみゃーこ先輩推しの責務ですが、文字数の都合で諦めました。
この記事読んでいる偉い人は是非プレイして味わってください。
優しく、真面目な性格。不意に見せる天然や嫉妬も可愛すぎる。
優しいと真面目は正統派ヒロインということで当然として、
天然さや嫉妬といった意外な一面の可愛さも語りました。
具体的な描写を記載したかったのですが、ネタバレになるから諦めました。
恋愛描写も甘酸っぱくて、蕩けてしまう~。
プレイした人はわかるよね?
本当にみゃーこ先輩の恋愛の立ち回りは可愛すぎてやばいです(語彙力)
語らない理由はありません。
CV澤田なつの甘々ボイスも魅力の1つ。
「声が可愛い」という表現は、容姿で「可愛い」と語っており、「可愛い」を重複で採用は避けたいと考えました。
(昔国語の先生にそういったアドバイスを受けたことがあったので)
また、声優XXの声が可愛いという表現は、他Rvでも取り入れうる表現かと思っています。そのため、声については、自分なりのオリジナリティ要素を持たせて表現した方が良いかなと考えました。
※蓋を開けてみるとCVボイスへの言及があまりありませんでしたが・・・
過去のレビューで7世代のポケモンの要素を取り入れている人が一定数いたため
チャームボイスとカミツルギという言葉で、澤田なつボイスの強さを表現をしました。
以下表現も検討しましたが没にしました
(没案)
・メガリザYオバヒ、眼鏡オーガ雨潮吹き
→みゃーこ先輩のイメージとかけ離れているのでNG
・メガサーナイトのフェアリースキンハイパーボイス
→みゃーこ先輩のイメージは合うけど、
高火力というイメージに繋がるか微妙だったのでNG
時間なくて、初期段階で考えていたこの2文をそのまま採用してしまいましたが、
今読むとここは以下の趣旨に直したいなと思っています。
正統派の良さを語る路線から若干脱線気味の表現だったので。一番の反省点。
・「甘々ボイス(CV澤田なつ)、家事万能・・・正統派の基本は総網羅。」
正統派ヒロインに尖った個性は不要。
王道こそ原点にして頂点。
古き良き、欠点なしの完璧である正統派ヒロイン九條都が好きなんだ!
まとめ。
尖った個性ではなく、王道の正統派要素が好きという素直な気持ちを表現しました。ヒロインの魅力を語るため、子の表現に文字リソースを多くは割けません。限られた文字数で、一番伝えたいことをできるだけ正確に表現できるように、足りない脳で試行錯誤しました。
ご馳走様でした。
1文目の井之頭五郎の要素が浮いてしまわないように
一応締めの言葉として採用しました。
本当は「満足した。満腹」の旨も表現したかったのですが
文字数の都合で見送りです。
読み手の想像で「満腹で大満足でのご馳走様」と解釈していただけることを祈りました。孤独のグルメ知らなくても、締めの言葉ということでギリスルー出来る範囲かなと判断しましたがどうなのでしょうかね・・・
感想
正直自分はこういった文章を書くのが大の苦手です。
一部納得いかない点はあるものの、
苦手なりには、大筋は綺麗にかつ自分の本心を素直に表現できたので満足しています。
ただし、他の方のレビューとのレベルの差を感じたので
もし次回参加するなら表現技術の向上をしないとなと強く感じました。
ちなみに、次回参加する場合はみゃーこ先輩は書かない予定です。
どうしても今回のレビュー内容を引きずりそうなのと
別キャラも紹介したいという感じです。
【おまけ】個人的に気になったレビュー
私が印象に残ったレビューを数点ご紹介します。
尚、全部レビューは記載しきれないので割愛しますが、
どれも魅力的で完成度も高く、素晴らしいと思いました。
レベル上がりすぎでしょ。この大会・・・
■シーベルさん
ヒロインの魅力が沢山詰まっているのが良いなと思いました。
ヒロインの魅力の情報量の多さも、
段落構成でテンポよく読めるので、技法として凄いと感じました。
個人的には春風先輩は、お嬢様モードの印象が個性として強いと思っています。
しかし、本Rvではお嬢様モードも触れてはいるものの、
素の内気なモードの魅力を語っている点が非常に印象的でした。
■さくらぐも⚓さん
エッッッッ性賞候補の作品はどれも破壊力が高く
本Rvも初見で度肝を抜かれました。
内容としては、雪景シキとしての魅力(あすみ要素抜き)を語られている点が素晴らしいと感じました。
雪シキは錦あすみというヒロインの別の一面の扱いであり、作品内で触れられる描写は少ないです。少ない描写の中で、キャラの魅力や好きな要素を、視聴者目線という設定で組み込んで表現しているが凄いですし、純粋に表現が好きです。
シキちゃん可愛い!
■妥協丸さん
イストリア星人なので即反応。
ゴミ箱ネタは笑いましたw
水葬銀貨のイストリアという作品の性質上
ヒロインの魅力にシナリオのネタバレが絡みつきやすい印象です。
その点をうまく回避して綺麗にまとめられている点が凄いなと感じました。
かつ、プレイ済みの人にも刺さる表現なのも好きです。
ちなみに、ブランドウグイスカグラの作品は4作品全部話が重い(鬱寄り)なので
ご注意ください。特にこの作品イストリアが最もライターのサイコパスを発揮していますので。ハマる人にはハマる神作品なので慎重にご検討いただけばと…!
■すずゅがさん
全レビューで純粋に一番興味を抱いたヒロインが彼女です。
単純に白月かなめセンサが働いたというのも正直ありますが、
レビューの内容でプレイしてみたいなって素直に感じました。
だって内容THE正統派ヒロインじゃないですか。
刺さりますよ(単純)
しかもお淑やかなお嬢様にCV白月かなめ。
この最強の組み合わせは注目せざる得ません。
この情報だけでもこのレビューは100点の価値を有していることは間違いないでしょう。
赤い下着という情報アドバンテージは大きいです。
公式サイトのCGを確認したところ、なかなか大胆でHな下着で
それを普段お淑やかなお嬢様が着ているかもと想像して日常パートもプレイ・・・プレイが非常に楽しみです。
即体験版プレイして面白かったので作品も即購入しました。
勿論FDも。
体験版は桜ちゃんが可愛いのは勿論でしたが、
若菜ちゃんもいいキャラしてますし、シナリオも私好みだったので結構楽しみです。
レビュー大会の醍醐味は、自分がプレイしたことがないけど面白い作品に出会えることだと思っています。今回大会も自分が触れているけどやってみようと思える作品が幾つかあったので、時間があるときに是非プレイしたいですね。
社会人忙しすぎてプレイする時間が
さいごに
大会参加は実は今回が初めてだったのでとても楽しかったです!
楽しい大会を再度開催していただいた運営の皆さん本当にありがとうございました!!
サムネ