【友だちから恋びとへ】紹介・感想

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目次

作品概要

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★2022年新作ソフト

作品名
友だちから恋びとへ (公式サイト)
ブランド
ざらしそふと(公式サイト)
シナリオ
保桜
原画
ぼに~
SDイラスト
まろたろ
音楽

優日のすたるじっく

プロモーションムービー(OPの代わり)

www.youtube.com

体験版

azarashi-soft.nexton-net.jp

 

あらすじ

ポイント

①出会い

婚活パーティでたまたま同じ業界で働いているという共通点から「友達」としての関係がスタート。
その「友達」としての関係から段々と「恋人(恋愛)」にシフトしていくお話

 

②登場人物の職業

・主人公・・・ゲーム制作会社ディテクター

・雪川みぞれ・・・副業でゲームのシナリオライター

・天草ひさぎ・・・新人声優

エンタメ業界(ゲーム制作)のお仕事という共通点が登場人物にある

 

以下公式サイトあらすじより

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攻略ヒロイン

雪川みぞれ

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副業でゲームシナリオライターをしてるヒロイン。

仕事ができてスーツが似合う女性は美しい。

 

美人だけど恋愛経験無し。真面目な性格だけどポンコツな一面を持つヒロイン。
いわゆるギャップ萌え的な要素が強く、本編でその点を味わっていただきたいです。
特に主人公との関係が深まるにつれて、主人公に甘えてくる描写が良いので是非攻略しましょう。

 

CVは「ポサラ」こと歩サラ。
上手く言語化できないのですが、個人的に歩サラの声はどこかアダルトなエロさがあって、社会人ヒロイン特有のエロさというのを搔き立てていたように感じました。
要するにエロかった。

天草ひさぎ

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新人声優&バイト戦士ヒロイン。

 

いわゆる小悪魔系ヒロインであり、主人公に対してからかいや誘惑といったオタクが喜ぶ言動が多いことが特徴。
一方で、友達思いな面も強く、「友達」であるみぞれへの思いやりに満ちた言動が「なんていい子なんだ」と感じさせてしまう良さも持っています。小悪魔天使です。

 

CV白月かなめ。
この声が小悪魔天使の可愛さをより惹き立てています、超かわいい!
ちなみに私がこの作品を購入する一番の決め手は白月かなめCVという点に惹かれたから。プレイして本当によかったと思っているので、白月かなめが好きな人は是非購入検討してみてください。

 

評価

内容 評価
総合評価*1   B+
シナリオ ★★★☆☆
キャラクター ★★★★☆
グラフィック ★★★☆☆
BGM ★★★☆☆
主題歌(OP・挿入歌・ED) ★★★☆☆
Hシーン ★★★☆☆
システム ★★★☆☆

 

この作品の主なポイントは以下2点

①「友達」

②「社会人」

 

①「友達」

あらすじでも触れましたが、主人公とヒロインとの関係は「友達」という関係から始まります。
そのため、ゲーム序盤は「恋愛」という側面よりも、「友達」としての側面が強い展開となります。
休日にお出かけをしたり、食事をしたりと世間一般的な「友達」と遊ぶといったことを楽しめる作品になっています。

 

また、そういった「友達」としての関係から「恋人」という関係にどのように変化していくのかという点も楽しむことができます。

 

さらに、ヒロイン同士も「友達」であることから、ヒロイン同士の日常を描くシーンも比較的多めな作品になっています(ヒロイン視点があるということです)。
主人公のいないところでヒロインがどういった心情を抱いているのかといった描写がある点やいわゆるガールズトークを楽しめるのもポイントかなと思います。

 

②「社会人」

登場人物は全員社会人です。
そのため、学園ものの作品とは違った交友関係を描いた作品になります。

 

私も社会人になって数年になりますが、社会人になると「恋人」どころか「友達」といった出会いが少ないと実感しています(オタクで人望がないことには目を背けて)
そのため、社会人同士の休日ライフや交友関係の構築といった描写が、
社会人の人にとってはより親しみを持ちやすいのかなと思っています。

 

社会人の人には特にはオススメな作品です。

 

(その他)

公式サイトに記載があるのですが、この作品はエンタメ業界(ゲーム制作側)のあるあるを描いてる作品となっています。
主人公やヒロインとの会話の中でゲーム制作関係者(ディレクターや声優等々)の業務上での日常やあるあるな話が散りばめられています。

 

1点注意事項としては、あくまでこれは小話として散りばめられている程度です。
アニメの「NewGame」や「SHIROBAKO」のようにがっつり触れている訳ではないです。そのため、エンタメ業界の様子を細かく描写しているのを期待しているとこける可能性があるので注意です。
制作関係者の裏話を小話として聞けるファンブックを読むくらいのイメージを持っておくのが妥当かと思います。

 

ミドルプライス作品にしては、Hシーンは比較的多めであり、
グラフィックもSDイラストもあって充実していました。
シナリオに関しては短くはないけど、長くもないといったところです。

※作品を買うか迷っているあなたへ

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【注意】以下本編のネタバレが含まれます。未プレイの方はブラウザバック推奨

 

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攻略順

みぞれルートとひさぎルートの2つ。

特に攻略順に制限はないので、好きなルートから選んでOK。

 

感想

最初から最後までキャラクターの可愛さを前面に出した内容でした。

攻略キャラが2キャラですが、この2キャラがそれぞれ違った可愛さや良さを秘めているので、満足度はかなり高めでした。

 

一方で、エンタメ業界に踏み込んだ話が少なく、一般的なキャラとイチャラブする日常作品と大差はないと感じました。
やはり、この作品はエンタメ業界に触れたシナリオを期待している人にはお勧めできないです。
ただし、キャラクターとのイチャラブを楽しめるという点では、かなり良作ではあったと思います。

 

みぞれルート

シナリオとしては、主人公と共にゲームのシナリオ脚本を作っていくというお話。
ひさぎルートではあまり触れられていないエンタメ業界に触れるようなシナリオ展開でした。
ゲーム制作に苦悩しながらも、主人公と共に乗り越えていく描写が比較的丁寧に描かれている印象でした。

 

また、恋愛という要素においては、タイトルとおり「友達」⇒「恋人」への遷移が目立つ内容でした。

「友達」としての付き合いをしていく主人公への思いの変化に戸惑う描写、「友達」であるひさぎがサポートする描写が特によかったです。

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共通ルート以上にみぞれの意外な一面(意外という名の王道でもあるが)をみることができました。
部屋の片づけができないなどポンコツ的な面もキャラの魅力をアップさせていたかなと思います。

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↑完全にキャラ崩壊してるの笑いました。遊園地ではしゃいでいるときは完全に素の歩サラになってると感じてより笑ってしまいました笑

 

ひさぎルート

みぞれルートに比べると声優という仕事のお話よりも主人公との日常描写が多い展開でした。ヒロインとのイチャラブを沢山味わえる点で満足度が高い一方で、声優という職業特有の展開が少ないです。後者の方が比重を重めに期待している人には物足りないと思うかもしれません。私はキャラとのイチャラブの方をより期待していたので満足指数は高めです。

 

主人公とデートからの体調を崩して主人公の家で看病お泊り。
風邪で弱っている女の子はとても可愛い。私も女の子看病したい人生だったな・・・
そんなイチャラブな夢を実現してくれる素敵なルートでした。キャラクターの可愛さが全面にでていてGoodです。

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一方で、このルートではみぞれがあまり関与が少なく、みぞれとひさぎとの「友達」とう友情といった描写がもっと欲しかったなと思いました。
特にみぞれは「友達」が恋人になったらなにかと混乱して距離感がうまくつかめない(ギクシャク)とか何か起こりそうだなと思っているので、そういった描写は見てみたかったです。

 

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↑あjがljがばおうがjが;gかが(非常に良い)

まとめ

ヒロインが刺さるなら買い得。

エンタメ業界を知りたいなど、シナリオを重視している人には微妙な作品でした。

ミドルプライス作品としては比較的良作なキャラゲーなので、興味ある人は是非!

*1:評価はS、A+、A、A-、B+、B、B-、C~で評価しています。