2021年にプレイした作品
私が2021年にプレイした作品を簡単に紹介・感想をまとめました。
作品購入検討時に1ユーザのご意見として参考にしていただければと思います。
目次
- 目次
- 各作品紹介と感想
- 白昼夢の青写真【S】
- 向日葵の教会の長い夏休み【S】
- アマツツミ(2回目)【S】
- 冥契のルペルカリア【S】
- 水葬銀貨のイストリア【A+】
- 9-nine-【A+】
- トリノライン【A+】
- アインシュタインより愛を込めて(ApolloCrisis)【A+】
- クナド国記【A+】
- ATRI【A】
- PRIMAL×HEARTS2【A】
- ソレヨリノ前奏曲【A-】
- アサガオは夜を識らない【A-】
- オトメ*ドメイン【A-】
- 罪ノ光ランデヴー【A-】
- 紙の上の魔法使い【B+】
- Making*Lovers【B+】
- きまぐテンプテーション【B+】
- ニュートンと林檎の樹【B+】
- ふゆからくるる【B】
- しゅがてん【B】
- はるるみなもに【B】
- 彼女のセイイキ【b】
- はるかどらいぶ【B-】
- 11月のアルカディア【B-】
- サクラノ刻-体験版-
- 個別ルートベスト3
- OP
- 挿入歌・ED
- 全体感想
各作品紹介と感想
※良かった作品順。
【評価基準(ざっくり。シナリオの良さを重視しがちだけど基本感覚です)】
S ・・・神作品
A+ ・・・非常に良い良作
A ~ A- ・・・良い作品
B+~B- ・・・普通
C以下 ・・・自分の好みとマッチせず
※良かった作品(S・A+評価)には関連リスト追加しています(全作品は時間的に無理でした)
白昼夢の青写真【S】
本作品のメインルートの主人公は記憶を失った青年。メインヒロインは自我を失った少女。この2人が共に同じ3つの夢をみます。
ある夢では、夢を諦めた中年教師と生徒である少女との恋物語
ある夢では、シェイクスピアと貴族の女性との身分を超えた恋物語
ある夢では、亡き母に憧れカメラマンを目指す少年と目標を持たない少女との恋物語
この3つの夢をそれぞれCASE1~3としてルートとして攻略します。
それぞれの恋物語の結末を迎えると、CASE0としてメインルートの主人公・少女の真実・未来が明らかになるという作品になります。
つまり、実質4つ美少女ゲームをそれぞれをルートとして1本の作品にまとめたといったかなり珍しい構成の作品になっています。
CASE1~3は単体としては普通の作品並みの完成度ですが、CASE0と結びつけることでCASE0~3を合わせた1作品として最高レベルの完成度に達します。
少々重めの話も含まれるため好き嫌いがあるかもしれませんが、作品の概要や構成に興味を持ったのであれば是非ともプレイして頂きたい作品です。
①CASE1
②CASE2
③CASE3
④CASE0
向日葵の教会の長い夏休み【S】
いわゆる幼馴染ゲー。
主人公が育った故郷の教会の取り壊しの知らせをきっかけに、大学の夏休みに数年振りに故郷へ帰郷する。そこでかつての幼馴染のヒロインと教会に預けられた少女との日常を描いた作品です。
序盤は田舎の教会での主人公らのほのぼのとした日常を描かれています。
が、中盤の各ヒロインの√分岐から雰囲気が変わり、かなり読み応えのある展開になるのでかなりシナリオとしては面白いです。人間関係の描写、心理描写が丁寧だなと思っています。
特にとあるヒロインの√の完成度が高く、シナリオが面白くかつ感動できるのでとてもオススメです。私が今年プレイした全作品のなかで一番好きな√があるのがこの作品です。
作品としてはかなりボリュームがたっぷりなので、時間に余裕のある時に是非プレイをオススメしたい作品です。
アマツツミ(2回目)【S】
めちゃくちゃいい作品だったので1年ぶりに2回目をプレイしたのがこの作品。
パープルソフトウェアの名作です。
主人公は言霊という神の力を持っています。神の力を有しているが故に人里から離れて住んでいた主人公が人里に降り、ヒロイン達人間と触れ合う中で成長していくお話です。
この作品は各√のシナリオの面白さと主題が良いのがポイントです。
各ルートごとでそれぞれのシナリオの展開が先が気になるような面白さを含みつつも、考えさせられる・感動させられるような内容になっているので満足度の高い作品になっています。キャラクターも可愛く、キャラ同士のかけあいも楽しい点もポイント。
人里から離れていたが故に、感情が弱く、人間界における理性を持たない主人公が人間の心と触れ合う中でどう成長していくのかという点を意識しながら作品を読んでいただけるとより作品を楽しめるかなと思います。
2021年に同ブランドの新作として「クナド国記」が発売されましたが、個人的にはこちらの作品の方が完成度が1ランク上です。また、「アマツツミ」を先にプレイしていた方が「クナド国記」をより深く楽しめるので、どちらもプレイ予定であれば、先に「アマツツミ」からプレイするのがオススメ。
冥契のルペルカリア【S】
2021年のウグイスカグラの新作。
演劇部という部活動を通した演劇もの。
演劇ものということで演劇シーンがあるのですが、この演劇シーンがかなり迫力のあるシーンになっています。声優さんの演技力を500%注入した熱い描写になっており、息を吞む迫力があります。
私自身もこの迫力の凄さを今でも覚えています。2021年にプレイした作品の中で一番夢中になれたシーンが本作の演劇シーンでした。
ストーリーとしては学園青春ストーリーではありません。主人公・ヒロインが過去・現実に悩み苦しむ内面を描写した鬱ゲーに近い作品になります。
登場人物の内面を、特に苦悩に苦しむ心情を描いています。私がプレイした時には、登場人物が抱える苦悩をどう乗り越えていくのかという点が気になって夢中になってプレイしていました。
かなり鬱要素が強めなので、暗く重たい内容が苦手な人にはオススメできないです。。。(エロゲブランドトップクラスの鬱度数の高さです)
水葬銀貨のイストリア【A+】
最高の鬱ゲー。
一言で例えると最高の甘みを有した毒林檎。
鬱という毒に耐性のない人には味わうことは難しいですが、耐性がある人にとってはこれ以上ない最高のシナリオを味わうことができる作品。
ただし、この作品の鬱要素はかなり鬱密度の高い作品です。ネタバレなしで鬱要素の強さを正確に伝えることはできませんが、一般的に鬱作品と呼ばれている作品の1.5倍~2倍くらいの強さはあると思っていいかもしれないです。
プレイする前に体験版は絶対プレイした方がいいかもしれません。体験版で無理なら製品版も絶対無理です。
シナリオの完成度は神作品といってもよいレベルです。
苦悩に苦しむ登場人物の心情描写や先の展開が読めないシナリオの面白さが相まって非常に読み応えのある作品になっています。
しかし、この作品システム面(誤字脱字の多さ・システムバグ)があまりにも許容できるレベルを超えた多さのため、神作品だけど神作品にできない神作品と私は評価しています。逆にシステム面が最低限のスペックがあれば文句なしのS評価の神作品です。
9-nine-【A+】
説明不要人気シリーズの完結編。
新章については可もなく不可もなくといったところ。
今までの話を綺麗にまとめている一方で、物足りなさもあった印象。
一方でそらいろ~ゆきいろまでの右肩上がりの盛り上がりをみせた完成度の高さを崩されなかったのでよかったかと思っています。
都が可愛かった。都大好きオタクなので都が可愛かったので全て良しなのです。
新章以外も今までの作品もあらためて最初から最後まで楽しむことができました。
全箇所はやっていませんが、18禁版と2画面同時にプレイしながら差分確認したりなどプレイ済みだからこそできる楽しみ方もあるんだなと感じました。
いつか各ヒロインのアフターストーリー(18禁要素有)で発売してくれたらいいなと思ったり。特典に都グッズいっぱいつけてくださいお願いしますぱれっとさん。
トリノライン【A+】
人間と人工知能との共存を描いた作品。
この作品がグラフィック面の完成度が非常に高い。
なぜならCGが綺麗に加えてアニメーション付きだから。ヒロインや背景が動くし、ヒロインがしゃべる時は口や繭が自然に動きます。なので、ストーリの重要場面やサービスシーンでヒロインの表情変化がはっきりと描かれているので、感情移入できるというのがこのブランドの作品の強みです。
特にサービスシーンでのヒロインの表情(頬を赤らめたり等)が楽しめる点で満足度大でした。めちゃくちゃエッチで素敵です。
また、シナリオ重視の作品にしてはHシーンも多いのもポイント。個人的に本作品のキャラみんな好きだったのでとてもとても満足できました。
グラフィック以外もシナリオも人口知能というテーマを扱う上で触れるべきテーマにしっかり触れており、作品として考えさせられる内容であった点でも読み物としての満足度も高かったです。
アインシュタインより愛を込めて(ApolloCrisis)【A+】
彗星病に苦しむ主人公がヒロインである有村ロミの助言の基に、科学特捜部を設立し活動していくお話。
「アインシュタインより愛を込めて」が本編であり、その続編(グランドルート)として続編「Apollo Crisis」が存在しているという作品構成となります。
本編については、唯々菜ルートのルートの主題が好きでした。
グランドルートについてはスケールの大きさに驚きと期待が高まる内容でした。
本編単体としてはスケールの割にシナリオのボリューム不足や説明不足感もいなめない内容になります。
しかし、2021年に販売・公開された続編「Apollo Crisis」では、本編で不足していたシナリオ量・伏線回収がされており、内容としても読み応えのある内容でした。
特に続編での結末が綺麗にまとまっている点が非常によかったです。
ライターの新島夕が表現する主題が物語全体として反映されており、まとまった形で完結しており、作品としての完成度が高いものに仕上がっていたと感じています。
プレイする際には是非とも続編までプレイすること推奨です。
クナド国記【A+】
PurpleSoftwareの新作。
名作「アマツツミ」「アオイトリ」のライターさんが担当の作品。
カントというムラ社会における価値観やキャラの心情を丁寧に描いた良作。
過去作に比べると戦闘シーンといった躍動感あるシーンもあり、今までと違った楽しみ方ができる点もポイントです。
キャラも個性的であり、CGやSDイラスト、BGM等でも楽しめる内容でした。
個人的にはシナリオの完成度は「アマツツミ」を超えてはいないかなとは思っています。作品全体としては満足できる内容でした。
Hシーンについては、CGがかなり好みが分かれるかと思いますので、公式サイトのグラフィック等で確認必須かと思います。
ATRI【A】
枕とフロントウイングの強強ブランドコンビによる全年齢版ノベルゲー。
主人公が海に沈んだ感情を持つロボットATRIと出会い、主人公が失ったものを取り戻そうとするお話。
ATRIのキャラがよく、日常パートを楽しく読みつつもシナリオも楽しめる作品。
美少女ゲーム人工知能ランキングがあれば、おそらく1位になるでしょう。
2000円程度の価格でDL販売されており、この価格にしては完成度がかなり高く買い得作品。
個人的な印象だけどフロントウイングのグリザイアシリーズが好きな人はこの作品割とハマるかなと思っています(たぶんね)。
PRIMAL×HEARTS2【A】
前作PRIMAL×HEARTSの続編。ただし主人公・攻略ヒロインが総入れ替えになるので、実質別作品でもある作品です。
PRIMAL×HEARTSの世界観の良さを生かしつつ、内容のマンネリ化を上手く回避した内容で非常に面白かったです。
ちなみに私は1ではうづき推しの月華会派、2ではたては推しの天道会派。
会に所属する女の子の好みで信条を覆す意志の低いオタクです。。。
PRIMAL×HEARTSシリーズは初心者にプレイしやすい作品です。1と2のWパックも発売されているので興味がある人は是非!
ソレヨリノ前奏曲【A-】
人の心が読める主人公と心の壁で心を閉ざした少女の物語。
人の心を主題とし、各ルートそれぞれの攻略ヒロインの違った心情(心)に対する向き合い方を描いた作品になっています。そのシナリオが面白くあり、考えさせられるなっという感じでした。
少々話が重い内容ですが、明るい性格のキャラを筆頭とした日常パートの明るさがあるので終始重い空気の作品という訳ではありません。
また、ブランドminoriの作品全てに共通しますが、業界最高レベルのグラフィック、シーンに適したBGM等、作品としての完成度の高さがminoriの作品の強みになります。
アサガオは夜を識らない【A-】
↑の画像だけみるとグロテスクな作品のように見えるかもしれませんが、
主人公達が殺し合いをするみたいなラインを超えた過激な内容は含まれていないのでご安心ください。
精神に問題を抱える少年少女を治療する隔離島でのお話。
ミドルプライスの作品にしてはシナリオ・CG・サービスシーン等の完成度・ボリュームはよかったかなと思います。
一方でシナリオ、特に終盤の展開のインパクトが薄く、作品を通してライターさんが伝えたい思いというのもあまり感じられませんでした。そのため、作品プレイ後の余韻に浸りきれなかったのが少々残念でした。
今後の作品に期待。
オトメ*ドメイン【A-】
男の娘ゲー。
身寄りのない主人公が女子校に通うべく、女装学園ライフ&女の子との寮生活を描いた作品。
キャラ同士の会話のテンポがよく、結構楽しめました。
ただ男の娘の湊君のキャラが強すぎて、正直攻略ヒロインのインパクトが弱く感じてしまった感もありました(ヒロインに魅力は十分あったと思いますが、それ以上に主人公湊君が強すぎました)
実質全ルート湊君√でした。ご馳走様でした。
罪ノ光ランデヴー【A-】
minoriの作品。
過去の罪と向き合う主人公・ヒロインらと村社会という閉鎖的な独特の価値観を結び付けたお話。
グラフィックの完成度が高い。キャラの口や繭といった表情の変化が、日常パート・シリアスシーンにてキャラの感情を堪能できるのが素晴らしい。
BGMもいい曲です(トリノラインのBGMと似ています)。
シナリオに関しては普通くらいの評価。
キャラの心情の変化の描写が良かったです。
ただ、全体的に深堀が甘い印象を受けました。
くすはらゆいの年上キャラの演技が、今までプレイしてきたくすはらゆいとは違った演技で新鮮さもありオススメです。
紙の上の魔法使い【B+】
ウグイスカグラの処女作。
魔法の本が生み出す物語に縛られるお話っていう感じのお話。
ウグイスカグラ特有の鬱要素強めな作品です。
人間の内面にがっつり触れる作品のため、プレイ前に体験版等の確認はした方がいいです。イストリア寄りはマイルド、ルペルカリアと同等くらい?、パラレログラムよりは鬱って感じ。
シナリオは個人的にはあまりハマりませんでした。
世界設定とシナリオの主題がイマイチ噛み合っていないと感じたのと
終盤の結末があまり納得いく内容ではありませんでした。
ただ、他の方のレビューを拝見したところ、世界観や価値観を共感できる方には満足度が高く、作品の評価が高かった印象でした。
好き嫌いはっきり分かれる作品のため、ネタバレにならない範囲で作品の雰囲気等を事前に確認しておいた方がよいかもしれません。
Making*Lovers【B+】
職を失った主人公が日常の中でのちょっとした出来事をきっかけにヒロインとお付き合いするイチャイチャ恋愛ゲー。
この作品は共通ルートが短く(実質無いに等しい)、各ヒロイン√で直行できます。
公式サイトを見る限りそういったコンセプトの作品となっているそうです。
そのため、恋愛への過程よりヒロインとイチャイチャするシーンを早く・沢山見たい人にはとてもオススメです。特に各√途中で2回程デートスポットを選択できる箇所があり、ヒロインとの色んなデートシーンをすることができる点で高い満足度を得られるかなと思います。
一方で、恋愛における過程を重視する人には合わない可能性があります。
各ヒロイン√間での結びつきは一切ないため順不同。
自分の推しヒロインから攻略していけばよいかなと思います。
きまぐテンプテーション【B+】
シルプラの作品。
タイトル絵の子がとてもHで抜きゲーに見えるかもしれませんが、
シナリオゲーです。
(ちなみに全年齢版もあります。こんなHな子18歳未満に見せていいのか・・・w)
シナリオはテンポがよく、謎が次第に解明されていくので比較的面白めな作品です。
レビューや周りの評価は全体的に高めで、価格・プレイ時間も控えめなので比較的プレイしやすい良作かと思います。
個人的にはその謎解明が少々単純であまり驚き要素が少なく感じたので、控えめな評価になっています。
ニュートンと林檎の樹【B+】
タイムリープもの。
時代は歴史上の人物アイザック・ニュートンの時代。
ちなみに本作品のニュートンは画像の少女。ニュートン♀です。
歴史上の人物・当時の世界観を本作品のオリジナル設定にアレンジしたお話になります。
本作品は、このタイムリープとニュートンの時代という世界観やシナリオの面白さによって序盤から読み手を惹きつける内容になっています。このブランドの作品は比較的序盤に読み手を惹き込むことが非常に上手いなと思っています。
ふゆからくるる【B】
シルプラの新作&SF四季シリーズ最終作
キャラクターが絵が可愛く、声優さんの演技力の高さ相まって個性豊かなキャラクターを楽しめる点では満足。個人的には左端の黒髪の女の子と右側の竹刀を持ったピンク髪の子が好きでした。
とりねこのHシーンは内心苦手と思いつつも、見入ってしまいました。とてもHHでした。
一方シナリオは微妙。
序盤はHシーンが多く話のテンポが非常に悪い。
また、特殊な世界設定について、丁寧な解説が少なかったの点で新規ユーザーに不親切な構造であったなと思いました。
終盤も正直内容が理解できず、消化不良に終わりました。作品を通して何を伝えたかったのかがわかりませんでした。
Hシーンについては、百合と非百合を融合させたものとなっており、倫理観的にNGな人もいそうなので事前に体験版等でチェックした方がよいかと思います。
しゅがてん【B】
可愛いキャラとお店を経営しよう!ってお話です。
とにかくキャラの可愛さを全力で味わうことに特化した内容です。
くすはらゆい最強!!ってなりました。
↓サブキャラの小町(CV:鈴谷まや)攻略したかった泣
はるるみなもに【B】
神様な女の子とイチャイチャするお話。
序盤は正直よくわからなかったですが、中盤からはキャラ同士の会話の面白さとあいまって楽しめました。
ヒロインも可愛いですが、作中に登場するマスコットキャラ達も可愛かったのが印象的でした。
彼女のセイイキ【b】
幼馴染遥そらを味わう作品。
遥そらいっぱい堪能できて満足です!
はるかどらいぶ【B-】
異世界もの。病院で入院したいた少女を介護していた主人公が異世界で少女に似た少女と出会うといったお話。
私が好きな花澤さくらと澤田なつボイスを永遠に聞くことができて幸せでした。
11月のアルカディア【B-】
異能もの。
特殊能力を有した主人公・ヒロインらがある目的のために共に行動するといったお話。
美少女ゲームにしては珍しく主人公フルボイス。
キャラとのイチャラブを楽しむ作品というよりは、シナリオを楽しむ作品かなと思っています。
序盤は面白かったですが、終盤の展開がごちゃごちゃしており、結末もあまり納得いくものではなかったので個人的には微妙でした。
サクラノ刻-体験版-
約束された神作品の体験版。
サクラノ詩の続編。
内容は新キャラ鳥谷静流の過去のお話。
新キャラということで前作と違ったお話が展開されますが、要所要所で前作の内容がでてくるので、サクラノ詩をプレイしてからプレイする方がよいかなと思います。
内容はかなり完成度が高く、本編への期待を高めてくれる内容でした。
個別ルートベスト3
上記作品の個別ルート・グランドルート単体でよかった作品ベスト3
ネタバレになるので感想は控えめです(ネタバレなしで書ける程文才はないので、、、)
詠ルート 向日葵の教会の長い夏休み
幼馴染の少女とのルート。
プレイしてください。まじで泣けます。
迷うことなく個別ルートNo1
遥ルート ソレヨリノ前奏曲
シナリオとしても面白さ、キャラの良さ&可愛さがよかったのもありますが、一番のポイントは私がこのヒロインの心情に強く共感したのでベスト3入りとしています。
ほたるルート アマツツミ
主人公を導いた少女のルート。
御影さんが描いた最高傑作ルート。今年2回目をプレイとなりますが、間違いなくこれは言えます。何度プレイしても感動します。
OP
「Into Gray 」 白昼夢の青写真OP
同作OP「恋するキリギリス」と迷いましたが、個人的にはこちらのOPの方が好きです。
挿入歌・ED
コトダマ紡ぐ未来
「アマツツミ」未プレイの人は絶対聞かないでください。
是非とも作品の中で聞きましょう。絶対作品の中で聞く方がいいです。
全体感想
■新作作品について
新作作品としては今年は一歩足りない作品が多かった印象でした。
つまらないといった感想を抱くことは少なかったですが、ちょっと物足りない・もっと面白くなったのではないかと思うことが多かったです。
特にルペルカリアとクナド国記はオチをもっと完成度を高めていれば化けていたと思っているのでもったいなく感じました。(めっちゃ上から目線であれなんですが、、、)
■過去作品について
過去作品としては、いい作品を沢山プレイできて満足でした。
特に印象に残った作品は「冥契のルペルカリア」「水葬銀貨のイストリア」「白昼夢の青写真」「向日葵の教会の長い夏休み」の4作品でした。
「冥契のルペルカリア」は、演劇シーンの声優さんの迫真の演技が強く心に残っており、もう一度プレイして味わいたいと感じています。シナリオに関しては、キャラの内情に深掘りが素晴らしく、シナリオ展開も非常に面白い良作鬱ゲーでした。
この点は「水葬銀貨のイストリア」はさらに上を行く完成度でした。私はこの作品の影響を強く受けてしまい、今年は鬱寄りのシナリオ重視作品を多く手にとるようになってしまいました。毒されましたねw
来年はヒロインの可愛さを味わえる、キャラゲーや日常パートに力をいれたまったりとした作品もプレイしたいですね。
「白昼夢の青写真」は2020年にプレイしなかったことを後悔する完成度の高さでした。その構成の独特性や作品の主題など、作品を通して魅力的で美しい作品でした。
同月発売の「さくらの雲*スカーレットの恋」と合わせて2020年の9月は神有月でしたね。
「向日葵の教会の長い夏休み」はもっと評価されていい、神作品であったと思います。詠ルートの完成度は現状神作品と評価されている作品に匹敵する完成度だったので、皆さんも興味あれば是非プレイして欲しいなと思っています。
■最後に
来年はきゃべつソフトの新作に期待しています。あとサクラノ刻はいつ発売するのでしょう。来年発売してくれると嬉しいなと思いながら期待大で待ちたいと思います。
来年はもう少し活動を増やせればと思っています。
Twitter浮上率増やしたり、ブログ記事を投稿したり等々、続けられるように頑張ります.........!
今後も仲良くしていただけると嬉しいです。来年もよろしくお願いします!!
今日突発で書き始めたので内容が雑ですが簡単に2021年プレイした作品の感想でした。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
来年はもっと丁寧かつ面白くかつ作品の良さを紹介できる記事をかけるように頑張ります><
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■おまけ
ちょっと興味がある作品。
・ユキイロサイン
・初恋*シンドローム
・さくら、もゆ
・月の彼方で逢いましょう
・創作彼女の恋愛公式
サムネ